こんにちは。湘南SPROUTのアキです。
最近、めっきり更新していなくて御免なさい。。
実は、新たな食材探しの旅に出ていました。
その場所は山形県の蔵王。
事の発端はフルーツソースの発注時にメーカー側から、在庫切れの連絡が。。
困った僕は、とりあえずメーカーに残っている分だけ送ってもらいました。
これがきっかけで、他にもフルーツソースのメーカーをあたる必要性を感じ、
今年の9月から探し始めたのです。
これまで当店で利用していたフルーツソースは、某大手メーカーのもの。
しかし、凝り性の僕は
「どうせ新たなフルーツソースを仕入れるなら、極力自然で、美味しいもの!」
と、変なこだわりを持ってしまいました。。
それからは、ネットでお取りよせの雨あられ!部屋中に、味見後のフルーツソースの
容器が所狭しと並ぶようになりました。。
しかし、なかなか 「これ!」と思えるソースにめぐり合えず、今使ってるフルーツソースの
味が優れていることを思い知らされる毎日が続きました。
そして、11月のある日、大学時代の友人の一人が山形からフルーツソースを送ってきたのです。
僕は、方々の友人にフルーツソースを探しているので何かあったら教えてくれと
言って周っていたのを知ってのことでした。
箱の中にはブルーベリーソースと苺のソースが1本。
早速試食・・・
驚きました。とても自然な甘みのフルーツソースで、そのまま薄めてジュースにしたくなるような味。
チーズにのせて食べると、これまたびっくり!とても美味しいんです。
それもそのはず。保存料や着色料など皆無といっていいほど使っておらず、砂糖もオリゴ糖を
使用し、極力自然の味に近い状態で仕上げているのです。
しかし・・・高い。値段が。なんとか、製造元から直で仕入れられないものか。
そこで早速、友人にお礼の電話をし、直後に製造元へ電話!
僕:「あの、御社のフルーツソースを当店で仕入させてください!」
担当者:「申し訳ございません。当農園では店舗様への直接の卸は致しておりませんので。」
僕:「そこをなんとか!なんとかお願いします!」
担当者:「申し訳ございませんが。」
僕:「はぁ。。。」
しかし、あきらめ切れずに再度電話!
僕:「今日、宅急便で送りますので一度、当店のチーズケーキを食べてください!
御社のソースとの相性が抜群なんです!」
担当者:「あ、あ、いえ、それはちょっと困ります。。」
僕:「まぁまぁ、とりあえず、送りますので!」
といって電話を切っちゃいました!
その後、イケへ連絡し、2,3日留守にする旨を伝え、チーズケーキを持って、山形へ!
そうです。宅急便ではなく直接持って行きました!
電車を乗り継ぐこと4時間半。僕は山形の地を初めて踏みました。
到着したのは夜の9時。さすがにダメだな!と思い、近くのホテルにその日は泊まることに
しました。。
そして翌日、朝9時に目的の農園へ!
行ってみると、でかい!でかい!農園が!!
探しに探して小さなプレハブ小屋を発見し、いざ突入!
中には作業着の老人が(ゴメンナサイ)一人で居眠りしていました。。
僕:「すみません!湘南SPROUTの秋山と申しますが、ご責任者の方はいませんか?」
老人(スミマセン):「ん~?何の用?」
僕:「かくかく、しかじかで、直接持ってきちゃいました!」と説明。
老人(本当にゴメンナサイ):「俺がこの農園の責任者だ。話は聞いてる。
けれど、持ってくるとは知らなんだなや。」
僕:「小売価格では高くて仕入できないんです!何とか直接お取引させてください!」
老人:「無理なものは無理だべ。いろいろ決りもあるしな。」
僕:「なんとかなりませんか?チーズケーキ食べてください!ここのフルーツソースと
本当に相性がいいんです!」
老人:「こんな洒落たモン、年よりは食わね。俺も忙しいし、オメさも仕事あるべ!はよけーれ!」
と、取り合ってくれませんでした。とりあえず、チーズケーキと連絡先を置いて、
とぼとぼと農園を後にしました。
帰りの電車は気持ちも沈み、駅弁を2個も食べちゃいました。。(ヤケ食いです。)
自宅に戻り、リビングで落胆のまま旅費の計算をしていると、留守電を知らせるランプが
チカチカ点滅していました。
あ~きっとイケから、「どーだった??」とかいう電話だなきっと。などと思い無視。
今月は生活費を相当削らないとマズイな~なんて考えながらコーヒーを
飲んでいましたが、次第に留守電の点滅が気になり、とりあえず再生してみると・・・
「あんた、神奈川からきてたのかい。一言言ってくれればよかったにぃ。
遠いところから来たのにお茶も出さんでスマンことした。
1ケース単位で送ってやるから、これ聞いたら電話しろ。」
(方言でよく分からないところは割愛させ頂きました。)
ぶっきらぼうな言葉でしたが、涙が出そうになるほど感動しました。
大きくガッツポーズをとり、「よっしゃぁぁ!おらぁぁ!」と亀田バリの
絶叫を繰り返しました!!
すぐさま僕は電話でお礼と、取引開始時期、仕入価格(これは先方の言い値ですが)を決め
新たなフルーツソースの入手に成功したのです。。
このフルーツソースの店頭使用は来年の1月中旬からとなります。
自然の甘さと色、香りを楽しんでいただけるフルーツソースです!
是非お楽しみにしていてください!
最近、めっきり更新していなくて御免なさい。。
実は、新たな食材探しの旅に出ていました。
その場所は山形県の蔵王。
事の発端はフルーツソースの発注時にメーカー側から、在庫切れの連絡が。。
困った僕は、とりあえずメーカーに残っている分だけ送ってもらいました。
これがきっかけで、他にもフルーツソースのメーカーをあたる必要性を感じ、
今年の9月から探し始めたのです。
これまで当店で利用していたフルーツソースは、某大手メーカーのもの。
しかし、凝り性の僕は
「どうせ新たなフルーツソースを仕入れるなら、極力自然で、美味しいもの!」
と、変なこだわりを持ってしまいました。。
それからは、ネットでお取りよせの雨あられ!部屋中に、味見後のフルーツソースの
容器が所狭しと並ぶようになりました。。
しかし、なかなか 「これ!」と思えるソースにめぐり合えず、今使ってるフルーツソースの
味が優れていることを思い知らされる毎日が続きました。
そして、11月のある日、大学時代の友人の一人が山形からフルーツソースを送ってきたのです。
僕は、方々の友人にフルーツソースを探しているので何かあったら教えてくれと
言って周っていたのを知ってのことでした。
箱の中にはブルーベリーソースと苺のソースが1本。
早速試食・・・
驚きました。とても自然な甘みのフルーツソースで、そのまま薄めてジュースにしたくなるような味。
チーズにのせて食べると、これまたびっくり!とても美味しいんです。
それもそのはず。保存料や着色料など皆無といっていいほど使っておらず、砂糖もオリゴ糖を
使用し、極力自然の味に近い状態で仕上げているのです。
しかし・・・高い。値段が。なんとか、製造元から直で仕入れられないものか。
そこで早速、友人にお礼の電話をし、直後に製造元へ電話!
僕:「あの、御社のフルーツソースを当店で仕入させてください!」
担当者:「申し訳ございません。当農園では店舗様への直接の卸は致しておりませんので。」
僕:「そこをなんとか!なんとかお願いします!」
担当者:「申し訳ございませんが。」
僕:「はぁ。。。」
しかし、あきらめ切れずに再度電話!
僕:「今日、宅急便で送りますので一度、当店のチーズケーキを食べてください!
御社のソースとの相性が抜群なんです!」
担当者:「あ、あ、いえ、それはちょっと困ります。。」
僕:「まぁまぁ、とりあえず、送りますので!」
といって電話を切っちゃいました!
その後、イケへ連絡し、2,3日留守にする旨を伝え、チーズケーキを持って、山形へ!
そうです。宅急便ではなく直接持って行きました!
電車を乗り継ぐこと4時間半。僕は山形の地を初めて踏みました。
到着したのは夜の9時。さすがにダメだな!と思い、近くのホテルにその日は泊まることに
しました。。
そして翌日、朝9時に目的の農園へ!
行ってみると、でかい!でかい!農園が!!
探しに探して小さなプレハブ小屋を発見し、いざ突入!
中には作業着の老人が(ゴメンナサイ)一人で居眠りしていました。。
僕:「すみません!湘南SPROUTの秋山と申しますが、ご責任者の方はいませんか?」
老人(スミマセン):「ん~?何の用?」
僕:「かくかく、しかじかで、直接持ってきちゃいました!」と説明。
老人(本当にゴメンナサイ):「俺がこの農園の責任者だ。話は聞いてる。
けれど、持ってくるとは知らなんだなや。」
僕:「小売価格では高くて仕入できないんです!何とか直接お取引させてください!」
老人:「無理なものは無理だべ。いろいろ決りもあるしな。」
僕:「なんとかなりませんか?チーズケーキ食べてください!ここのフルーツソースと
本当に相性がいいんです!」
老人:「こんな洒落たモン、年よりは食わね。俺も忙しいし、オメさも仕事あるべ!はよけーれ!」
と、取り合ってくれませんでした。とりあえず、チーズケーキと連絡先を置いて、
とぼとぼと農園を後にしました。
帰りの電車は気持ちも沈み、駅弁を2個も食べちゃいました。。(ヤケ食いです。)
自宅に戻り、リビングで落胆のまま旅費の計算をしていると、留守電を知らせるランプが
チカチカ点滅していました。
あ~きっとイケから、「どーだった??」とかいう電話だなきっと。などと思い無視。
今月は生活費を相当削らないとマズイな~なんて考えながらコーヒーを
飲んでいましたが、次第に留守電の点滅が気になり、とりあえず再生してみると・・・
「あんた、神奈川からきてたのかい。一言言ってくれればよかったにぃ。
遠いところから来たのにお茶も出さんでスマンことした。
1ケース単位で送ってやるから、これ聞いたら電話しろ。」
(方言でよく分からないところは割愛させ頂きました。)
ぶっきらぼうな言葉でしたが、涙が出そうになるほど感動しました。
大きくガッツポーズをとり、「よっしゃぁぁ!おらぁぁ!」と亀田バリの
絶叫を繰り返しました!!
すぐさま僕は電話でお礼と、取引開始時期、仕入価格(これは先方の言い値ですが)を決め
新たなフルーツソースの入手に成功したのです。。
このフルーツソースの店頭使用は来年の1月中旬からとなります。
自然の甘さと色、香りを楽しんでいただけるフルーツソースです!
是非お楽しみにしていてください!
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プロフィール
HN:
アキ
HP:
性別:
男性
職業:
ちーずけーき屋さん
趣味:
サーフィン
自己紹介:
湘南SPROUT代表の秋山です。
移動販売のプロデューサー兼、パティシエとして
日々の気になる事柄や、苦悩を綴っています。
当店のスタッフ、カトゥやイケのブログもカテゴリー内にありますので、是非読んでみて下さい。
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